葬儀会社のM&Aが止まらない。
昨年の洛王セレモニーを子会社にするライフアンドデザイン
ユニオンクエスト小さなお葬式)の傘下に入ったと思ったら、
ユニオンの親会社であるアルファクラブが、浦和の福祉葬祭をグループ下にするなど、
からみあった状態は、地域の零細葬儀社からみるとまさに権謀術数の世界である。
大手だけではなく、地方では小さい葬儀社が廃業、または吸収が著しい。
今年になっても自分の知合いの葬儀社数社が、やはり大きい資本の傘下に入った。
もちろんM&Aも戦略の一つで、間違った経営判断ではない。
M&Aによっては社長も社員もそのまま残り、変わないサービスを提供し続けているところもある。
だがそれは稀で、ほとんどの社長が社員を置いて会社を去っていっている。
自分の子供のように育てた会社を、売却するのはよほど覚悟がいただろうなあと、
これまで頑張ってきた姿を知っているだけに思うのである。
そして大手に負けずに戦っていこうと、互いに切磋琢磨していた社長仲間だけに、
戦友を喪った気持ちでもある。
ちなみにM&Aには、「売上が落ちたため吸収された」パターンと
「堅調で価値があるときに売却する」というパターンがあって
自分の知合いの葬儀社は後者であった。
だから賢明な決断であった、という評価にはあたると思う。
これまで地域色が強く、同一サービスが難しかった葬儀業界が、
宗教離れや慣習の風化などにより、コモディティ化が進んでいるのが背景にあり、
そのうえコロナ禍の影響が拍車をかけたことで、
今後葬儀社のM&Aはますます盛んになるだろう。
さて、お前はどうするか…と自問自答する。
とりあえず今は、
鶏口となるも牛後となるなかれ—―
という気概をもって、コロナ禍の厳しい環境のなか、
経営のハンドルは離さず頑張っていきたい。

株式会社ヨコカワ 代表取締役 横川英士
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