A00000434

今のあらまちアーケード街に初代・戸塚三郎さんが開業したのは昭和4年。
当時、行田は足袋産業が盛んで、足袋に関わる仕事をする人が多い中、
三郎さんは煎餅の業界に飛び込みました。
現在は、三代目戸塚昌利さんが継いで、お店を支えています。

とても身近な煎餅ですが、みなさん作り方は知っていますか?
意外と実際に作る工程を目にする機会はないですよね。
そこで今回、戸塚さんに作り方を教えていただきました。

「まずは、お米を洗い乾かして、粉(上新粉)にします。その粉をお湯と混ぜ、ふかし、杵で搗(つ)きます。それを、水で冷やしさらに搗いた後、型をとり乾燥させ焼き上げていきます。最後に、味付けをし、乾燥させて商品となります。」

ここまでの工程が最短で三日間かかるというのだから驚きます。

そんな手作業が多く、手間暇かかる煎餅。
特に水の量などは、天候などに左右されるため、長年培った職人の勘と技が求められているそう。

取材に伺った際、お店の看板商品でもある」をいただきました。
パリッとした歯ごたえがし、ザラメがまぶしてある中に少しピリッとした辛さもあります。
なんとも絶妙な味です。

戸塚さんは、米菓を使った新商品を次々と開発し、全国各地のお祭りやイベントに出店。
美味しさとともに行田のPR活動に幅を広げています。

そんな戸塚煎餅店さんの商品を、自宅のおやつや贈答用のお土産に是非ご利用ください

★ファミール会員特典→「炭焼煎餅1袋プレゼント」


「戸塚煎餅店」
住所:行田市行田11-26
営業時間:10:00〜18:00
電話番号:048-556-3467
定休日:月